＜例：３２７字・・・２，０００円＞

【ライフプランを描こう】

物価の変動や給料カットに振り回されていませんか？ライフプランを描くと次の３つが確認でき、将来を見通した家計を作れます。

�@住宅購入、進学や退職、老後といったライフイベント（行事）の時期

�Aライフイベントを無事迎えるキャッシュフロー表（家計収支）

�B優先するライフイベントの確認

キャッシュフロー表を作ると、最初は将来が赤字続きになる方が多いものです。そこで家計の見直しをスタート。保険料やローン等（固定費）、娯楽費等（変動費）、貯蓄の運用状態などの見直しが考えられます。キャッシュフロー表はイベントや収支等の変化があるため数年ごとに修正を加えます。それを続けることで、より安定した家計が生まれると同時に世の中をよく見渡そうとしている自分の変化にも気づくはずです。

Ｑ．保険料が大きな負担になっているのですが、何かアドバイスをください。
【どれだけの保障が必要でしょうか】
毎月の固定費で、住居費・教育費についで大きいのが保険料負担でしょう。毎月「保険料の負担がつらい！」とか「なんでこんなにかかるのかな？」と思ったら、それはあなたに合った保険ではないのかもしれません。家計を圧迫させながら払うものではありません。すでに大きな病気等をされている場合は別として、本当に必要な保障なのかと、必要であれば安く加入できる方法を探してみると良いでしょう。掛け捨ての死亡保険であればタバコを吸わない方への割引が受けられる商品もあります。ただし、９４年以前から入っている保険（養老・終身・個人年金）は予定利率の高い、いわゆる「お宝保険」なので、保険会社の健全性が悪くないのであれば安易に解約等は避けましょう。

【今なら間に合う「老後資金」の増やし方】

先だって発表された「国民生活に関する世論調査」によると、「老後の生活設計」に不安や悩みがあると答えた方が１９８１年の調査以降初めて７割りを超えました。おそらく高齢化社会による社会保障費のＵＰや年金制度への不安、どれだけ貯蓄できるかなどがあるのでしょう。働けなくなった老後の生活費は一般的に年金と貯蓄の取り崩しです。老後の貯蓄は少額でも良いから早くからスタートさせて「時間」を味方につけるのがコツです。早くスタートすればするほど老後までの時間があるため、金利や運用益を享受できる期間も増します。とはいえ低利の固定金利に長期間放置するだけでは増える期待はもてません。ぜひ自身で時代をしっかりと追い、上昇している国や業種には投資を、ピーク時には現金や債券に換え、下降期には高利の債券で持つというように預ける先を巡らせていきましょう。具体的な商品では「確定拠出年金」はいかがですか？加入できる方であれば、掛金に対する所得控除等の税金面でのお得さに加え、６０歳まで引き出せないため半強制的に貯蓄＋投資信託運用ができますよ。